昨年末、会社の給湯室の蛇口に浄水器が設置された。会社の給湯室内は非常に薄暗く、例えるなら団地の外廊下と理科実験室が混ざったような雰囲気で、お世辞にも綺麗とは言えない空間である。そんな空間の水道水はあまり清潔でないイメージを持っていたので、浄水器の取り付けは非常にありがたかった。これで毎日美味しい水が飲める。浄水を電気ケトルに注いで沸かした際、湯気の香りにいささかの黴くささが混じっている気がするが、浄水器を通った水なので気のせいなのだと思っている。もしくは電気ケトルが悪い。
ところで、蛇口に取り付けられた浄水器にはモニターがついていて、蛇口をひねると3桁の数字が表示されている。3桁の数字は蛇口を使用するたびに減っているようで、はじめ500ぐらいだった数字も今では300ぐらいになっている。水を注いでいる間に数字が少なくなっているので、ひねる回数をカウントしているわけではなく、水量をカウントしているのではないかと思う。どのぐらいの水量を使用することで数字が減るのかわからない。そして数字がゼロになった時は水が止まるのか、それとも浄化されていない水が出続けるのか、どっちなのかもわからない。こんなことは調べれば出てくることなのだろうけど、この先調べるかどうかもわからない。
あと会社の便所の壁面に、ウォシュレットと別で「水音」というボタンがある。おそらく排尿・排便の音を消すための音が流れるのだと思うけど、どういう水音が流れるのか気になっている。押してみればいいのかもしれないけれど、かなりの年季を感じるボタンのため、壊れていて音が止まらなくなったらどうしようとか、バカみたいに大きな音が流れたら社内の人間を驚かせてしまうのではないかとか、そんなことを考えて躊躇している。